研究概要 |
本研究の目的は,女子大学生の運動行動の獲得・継続に関連する要因を質的研究法と大規模調査研究によって明らかにし,健康心理学的視点を取り入れた運動行動の習慣化に向けたグループカウンセリングの介入方法を確立することである。平成19年度は,女子大学生における運動行動の習慣化に関連する要因を,質的研究法によって具体的かつ詳細に明らかにすることを目的に研究を推進した。具体的には,定期的な運動(1回30分以上の運動を週に2日以上)を実施していない18歳から22歳の女子大学生37名を対象に,運動行動を阻害する要因についての自記式質問紙調査票を作成し,大規模調査を実施する。尚,平成19年度の調査結果は,American Psychological Association Convention 2008(Boston,August 14-17,2008)で発表予定である。
|