研究課題/領域番号 |
19530638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都文教大学 |
研究代表者 |
松田 真理子 京都文教大学, 臨床心理学部, 講師 (40411318)
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研究分担者 |
和田 信 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (10359820)
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連携研究者 |
水野 雅文 東邦大学, 医学部・精神神経学教室, 教授 (80245589)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | アットリスク精神状態群 / 精神病顕在発症予防 / 心理的面接法 / 前駆症状 / PRIME-SHEET / CAARMS / 再発予防 / 自我の安定 |
研究概要 |
研究目的は、「アットリスク精神状態群(ARMS)に対する精神病顕在発症を予防する心理的面接法の開発」である。研究成果は、(1)前駆症状が自我親和的な内容は精神科受診につながりにくく、自我違和的な内容は受診につながりやすい、(2)前駆症状の中で幻覚様症状を主訴とする患者は顕在発症が抑えられる傾向があるのに対し、妄想様観念を主訴とする患者は顕在発症しやすい傾向がある、(3)心理学的面接法の焦点として「自我」を中心とした心理構造への着目、社会の中での自己表出の在り方、家庭環境の調整や親との関係性の育てなおしなどを含む7点を挙げ、(4)教育現場における6つの課題を明示した。
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