研究課題
基盤研究(C)
デューイの思想形成は、従来、観念論期、実験主義期、自然主義期と捉えられ、その際特にヘーゲルからの影響は、観念論期には明確であるが、実験主義期には、ヘーゲル主義からの決別があったと解釈されてきた。この見方に対し、本研究では、第一に、デューイのシカゴ時代の講義ノート他の資料を重視すれば、彼のヘーゲルの関心は1890年代以降も持続し、その影響は自然主義期にまで及ぶこと、第二に、デューイ哲学の相対的で曖昧だとされてきた主要概念、探究、経験の連続性と再構成なども、ヘーゲル的な包括的、全体論的な概念と捉えるときにより善い理解が得られるということを明らかにした。
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