研究課題
基盤研究(C)
ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの『教養』理念がいかに形成されたのか、彼の青年期における社交性問題との関連から分析を行った。まずフンボルトらが結成した「育徳(美徳)同盟」の思想史的および社会史的背景を明らかにした。次に「同盟」に所属した主要人物が織りなす人間関係の力学について明らかにした。それによって、フンボルトの「教養」理念の本質要因として、自立した個人と個人の結合という社交性が措定されていることが明らかになった。
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教育学研究紀要 第55巻(in press)
ページ: 6-11
教育学研究紀要 第54巻
ページ: 25-30