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2009 年度 実績報告書

小中一貫教育における4-3-2学年制が児童生徒の学力・態度形成に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 19530725
研究機関筑波大学

研究代表者

樋口 直宏  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (90287920)

研究分担者 石井 久雄  明治学院大学, 文学部, 准教授 (30330947)
キーワード小中一貫教育 / 4-3-2学年制 / 教科担任制 / 連携型一貫教育 / 居場所
研究概要

本研究では、小中一貫教育における4-3-2学年制が児童生徒の学力および態度形成にどのような影響を及ぼすかを明らかにすることが目的である。そのために、本年度は次の3点を中心に研究を進めた。
14-3-2学年制における各ブロックの特徴とそのつながり
4年、3年、2年のブロックがどのような特徴をもっているかについて、従来の6年、3年というまとまりと比べながら検討した。特に、中学生の「居場所」獲得について、学校生活への満足度、社会貢献、自己肯定感、友人からの視線に関する不安等の点に関する特徴を明らかにした。
2一体型小中一貫校と連携型一貫教育の比較研究
同一校舎・校地において9年間一貫教育を行う一体型小中一貫校と、複数の小中学校が一貫教育を行う連携型一貫教育の事例を研究しながら、両者の特徴を比較検討した。連携型においては、小・中それぞれの学校文化や6学年のリーダーシップを維持しつつ、児童・生徒の情報を共有できるといった点で特徴が見出された。
34-3-2学年制教育の実際
小中一貫教育の観察を行いながら、学校生活における上級生と下級生との交流や、5・6年生に対する教科担任制の授業分析等を行った。特に、中学校籍の教員が5年生を担任する授業について、授業記録を継続的に収集した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 個別指導の工夫2010

    • 著者名/発表者名
      樋口直宏
    • 雑誌名

      教職研修 2月号増刊

      ページ: 42-43

  • [雑誌論文] 子どもの憧れる人物像2010

    • 著者名/発表者名
      石井久雄
    • 雑誌名

      児童心理 第907号

      ページ: 62-67

  • [雑誌論文] 中学生の居場所獲得に関する教育社会学的一考察2010

    • 著者名/発表者名
      石井久雄
    • 雑誌名

      明治学院大学教職課程論議 人間の発達と教育 第6号

      ページ: 107-122

  • [雑誌論文]2009

    • 著者名/発表者名
      樋口直宏、石井久雄
    • 雑誌名

      最新教育キーワード第13版(「小中一貫教育」「学校裏サイト」執筆)(時事通信出版局)

      ページ: 42-43,242-243

  • [学会発表] 小学校から中学校への移行期における子どもの変化と対応-5・6・7年の小・中学校間の円滑な接続-2010

    • 著者名/発表者名
      樋口直宏
    • 学会等名
      品川区研究学校研究発表会
    • 発表場所
      品川区立鈴ヶ森中学校
    • 年月日
      2010-01-22
  • [学会発表] 異校種派遣研修における教員の意識とその変容-研修対象者へのアンケートを中心に-2009

    • 著者名/発表者名
      樋口直宏、落合一浩
    • 学会等名
      第57回関東教育学会
    • 発表場所
      国士舘大学
    • 年月日
      2009-11-01

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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