研究概要 |
1平成20年度の大学入試センター試験問題および中部・北陸・東海地域の私立大学を含試験問題の教科別分析を行い,その分析結果とともに、高等学校現場からみた入試改善の課題についての提言を『2008年度大学入試簡題の分析・批判‐入学者選抜方法の改革のために‐』としてまとめた。これは、昨年度の分析とともに二年目め蓄積芝ならた。 この分析と成果の公表などを通レて,「その成果を大学の入試担当者と交流することによって,高校サイドと大学サイドが、高校生の学力形成にふさわしい大学入試問題の再検討を行うという活動を展開」するという「研究目的」の第二段階が達成された。 2平成21年3月14日に、「大学入試と高校生の学力形成を考える」と題するシンポジウム(静岡市)を開催し、寺下榮静岡大学学長補佐、岡部恒夫埼宝大学教授他から報告と課題提起を得た。これは、前年度に引き続き、「高校進学指導関係者と天学天試関係者とのシンポジウム閉催」、(「研究実施計」)に沿つた企画で、その内容は、平成26年度の報告書に反映するとともに、今年度末の出版企画に掲載する予定である。
|