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2008 年度 実績報告書

教員免許更新講習の在り方

研究課題

研究課題/領域番号 19530745
研究機関千葉大学

研究代表者

天笠 茂  千葉大学, 教育学部, 教授 (80151116)

研究分担者 伏見 陽児  千葉大学, 教育学部, 教授 (20156813)
保坂 亨  千葉大学, 教育学部, 教授 (30173579)
笠井 孝久  千葉大学, 教育学部, 准教授 (40302517)
土田 雄一  千葉大学, 教育学部, 准教授 (10400805)
吉田 雅巳  千葉大学, 教育学部, 教授 (80221670)
キーワード教員免許更新制 / 免許状更新講習 / 10年経験者研修 / 教育社会学 / 教育政策 / 行政連携 / 大学間連携 / 教育学
研究概要

本研究課題の目的は、教員免許更新制度の更新講習の在り方を調査研究、実践的研究を通して明らかにすることである。
1 教員免許更新講習プログラムの作成について千葉県教育委員会と連携しながら「教員免許状更新講習プログラム」を作成し、予備講習を通してその効果を検討した。その結果、テキストの作成と活用は必修12時間の講座の質を維持する上で有効であることがわかった。選択18時間の講習においては「10年経験者研修」で実施してきたプログラムをベースに予備講習を行った結果、必修12時間講習と同様に高い評価が得られた。予備講習から明らかになった問題として、講座の受付システムや運営に関する課題と出張講座の施設の課題がある。
2 大学間連携・千葉県等行政機関との連携による更新講習の在り方について昨年に引き続き本学が中心となり、千葉県と大学と連携した「免許更新講習関する情報交換会」を実施し、更新講習の運営のしかたについて情報交換を行った。教育委員会と連携した更新講習について、山形・福島・岐阜で聞き取り調査を行った。成績評価の問題や教育委員会と連携した講座運営、大学間連携による講座等の情報を得た。教育委員会独自に更新講習を開設する地域があることがわかった。また日本教育大学協会研究集会に参加し、大学間連携や行政機関との連携等の情報収集と分析をした。
3 調査研究、実践研究のまとめについて2年間の調査研究、予備講習の調査分析をもとに、教員免許状更新講習の在り方や今後の課題として、10年経準者研修をはじめとする現職教員研修との整合性などを含めた提言を報告書「教員免許更新講習をめぐって」にまとめた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 免許更新制をめぐる諸問題2009

    • 著者名/発表者名
      天笠茂
    • 雑誌名

      千葉大学教育実践研究 16号

      ページ: 1-6

  • [雑誌論文] 教員免許更新制に向けての取り組み:これまでの経過と今後の課題2009

    • 著者名/発表者名
      保坂亨
    • 雑誌名

      千葉大学教育実践研究 16号

      ページ: 7-22

  • [雑誌論文] 現職教員を対象にした免許更新制についての認識調査2009

    • 著者名/発表者名
      笠井孝久
    • 雑誌名

      千葉大学教育実践研究 16号

      ページ: 23-32

  • [雑誌論文] 委託研究生を対象とした教員免許状予備講習2009

    • 著者名/発表者名
      笠井孝久
    • 雑誌名

      千葉大学教育実践研究 16号

      ページ: 33-38

  • [雑誌論文] 教員免許状更新講習予備講習/必修12時間の実践2009

    • 著者名/発表者名
      土田雄一
    • 雑誌名

      千葉大学教育実践研究 16号

      ページ: 39-48

  • [雑誌論文] 教員免許状更新講習予備講習/選択18時間の実践2009

    • 著者名/発表者名
      土田雄一
    • 雑誌名

      千葉大学教育実践研究 16号

      ページ: 49-54

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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