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2007 年度 実績報告書

汎用的データベースの解析処理に基づいた英語構文指導用教材作用システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19530773
研究機関東北大学

研究代表者

岡田 毅  東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (30185441)

研究分担者 坂本 泰伸  東北学院大学, 教養学部, 准教授 (60350328)
キーワードデータベース / 分散処理 / ネットワーク / コーパス / 英語構文 / 動詞活用形 / EFL教材作成
研究概要

(1)中学校検定英語教科書(6種類18冊)全頁のコーパス化:(i)画像ファイル化、(ii)XML形式でのコーパス化へのデータ整備。写真やイラスト中の英文と画像の当該個所をハイパーリンクさせ、高度な検索に応え得るマルチメディアコーパスの構築を準備。
(2)EFL教育用データベースに必要なデータ構造と付加されるべき属性種類の研究。
(3)VPN(virtual private network)の構築と試験運用: 東北大学岡田研究室と東北学院大学坂本研究室間において、外国語習得支援システムを開発するためのシームレスで安全なネットワークを構築(実稼働開始は平成20年5月上旬)。両研究室内のローカルエリアネットワーク間の通信をIPSecにより暗号化したVPNを構築して実現し、併せて安全性を確保。暗号化と複合化を行う際に予測される通信への負荷に関して、通信速度を測定し研究開発環境として適切であるかどうかを評価した。双方の研究室間で、VPNルータ(YAMAHA PTX1100:坂本研究室、YAMAHA RT107e:岡田研究室)を用いてVPNが構築され、その通信を安全な通信経路として確立した。VPN内の計算機同士は、暗号化された通信経路と非暗号化されたそれとを意識することなく通信することが可能である。通信速度に関して、IPSec使用時の通信と、未使用時の通信において速度比較を実施し、暗号化した際の通信速度の低下の程度を検証した(学会口頭発表)。
(4)データ蓄積時の統一的フォーマッタプログラムの開発に関わる基礎的先行研究の精査:先行研究(岡田1995年)などでMS-DOS上で実現されている「1レコード1センテンス」形式のデータ整形を実現している処理系のUNIX上への移植可能性についての検討を行う。
(5)データベース本体の設計に関わる英語統語・品詞情報の範疇化と一般化に向けた考察と研究(雑誌論文として公表)。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] コーパス研究と中学校英語教科書-新しい動詞分類基準に向けて-2007

    • 著者名/発表者名
      岡田 毅
    • 雑誌名

      『国際文化研究科論集』(東北大学国際文化研究科) 第15号

      ページ: 99-114

    • 査読あり
  • [雑誌論文] eラーニングにおけるinteractionについて-SCPDから学べること-2007

    • 著者名/発表者名
      岡田 毅
    • 雑誌名

      『e-Learning教育研究』(e-Learning教育学会) 第2巻

      ページ: 1-12

    • 査読あり
  • [学会発表] コーパスに基づく外国語研究と教育支援システムの開発2008

    • 著者名/発表者名
      坂本泰伸, 岡田毅, 他
    • 学会等名
      情報処理学会 東北支部 平成19年度 第5回研究会
    • 発表場所
      東北学院大学
    • 年月日
      2008-02-15

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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