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2007 年度 実績報告書

言語活動を重視した学習者中心の美術教育に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19530778
研究機関筑波大学

研究代表者

直江 俊雄  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (10272212)

キーワード教育学 / 教科教育学 / 美術教育 / 美術館教育 / 言語活動
研究概要

1.アートライティング(美術体験をもとにした文章表現)の全国コンテストを実施し、全214編にのぼる応募作品のテキストをデジタルデータとして蓄積した。2.アートライティング教育研究会を開催し(平成20年2月9日、筑波大学)、言語・文章表現を通した美術教育の事例や成果について討議・意見交換を行った。3.大学教育におけるアートライティング学習の研究として、「ピア・インタビュー」を起点にした執筆指導法の開発に取り組み、成果を冊子Art Writing第3号として刊行した。4.ビジュアル・シンキング・ストラテジーに基づいた学習支援活動「筑波大学子どもアートラウンジ」を開催し(平成19年7月ならびに12月、筑波大学)、小学生のグループ討論による美術学習の過程を記録し、映像と発言内容の文字記述による研究資料として整理した。5.上記記録の一部を英語翻訳し、海外研究者との意見交換に使用した。6.学士課程および大学院博士前期課程のカリキュラムにおいて、ビジュアル・シンキング・ストラテジーによる美術学習指導者のための訓練プログラムを試験的に導入し、その経過を記録、研究資料として蓄積した。7.米国におけるビジュアル・シンキング・ストラテジー研究会に参加し、我が国の言語・文化環境における導入の経過について報告するとともに、同国の学校・美術館等での展開事例について資料収集を行った(平成19年9月、カリフォルニア州デヤング美術館)。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] アートライティング教育の可能性を求めて2008

    • 著者名/発表者名
      直江俊雄
    • 学会等名
      美術科教育学会
    • 発表場所
      群馬大学
    • 年月日
      2008-03-29
  • [学会発表] Learning by Writing about Artistic Experiences2007

    • 著者名/発表者名
      Toshio Naoe
    • 学会等名
      International Society for Education through Art
    • 発表場所
      韓国 ソウル大学
    • 年月日
      2007-08-23
  • [備考]

    • URL

      http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~naoe/

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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