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2008 年度 実績報告書

小学校高学年および中学校技術分野における先端技術の教材化と標準モデルの開発・評価

研究課題

研究課題/領域番号 19530795
研究機関上越教育大学

研究代表者

川崎 直哉  上越教育大学, 副学長 (40145107)

研究分担者 杵淵 信  北海道教育大学札幌校, 教育学部, 教授 (30261366)
鳥居 隆司  椙山女学園大学, 文化情報学部, 教授 (90207663)
山本 利一  埼玉大学, 教育学部, 教授 (80334142)
田口 浩継  熊本大学, 教育学部, 准教授 (50274676)
キーワード先端技術 / 教材 / ロボット / 自律走行 / マイクロコントローラ / 小学校 / 中学校 / 標準仕様
研究概要

先端的な科学技術の基礎を子どもたちに教えようとするとき,その技術を取り込んだコンパクトな標準的な教材があれば,指導者の大きな助けとなると期待されることから,本研究では,先端技術を教材化して扱いやすい形で普及することを目的とし,特に,小学校高学年から中学生までを対象として,一貫して先端技術を学べるような,子どもたちが先端技術を直接体験することができる安価な教材の開発・評価・普及を目指している。
この研究では,小学校および中学校において,教材として利用可能なロボットの標準仕様ともいうべきものを開発するため,具体的には,マイクロコントローラ搭載で自律走行が可能なビークル型ロボットで,基礎的なセンサは標準装備,ロボットの機構部分の製作は自由度が大きく,子どもの発想力を生かせる形としたい。
プロトタイプを試作した後,研究室レベルで必要数を製作して,子どもたちに教材として授業実践を行い,有効性の評価とそれに基づいた改良を行い広く教材としての普及を考え,平成20年度は,ロボットのハードウェアの製作と子どもたちにも簡単に扱えるソフトウェアの製作を中心に行なった。
具体的には,(1)ロボットに盛り込むべき内容についての意見交換及び検討,(2)ロボットの基本設計(子どもたち自身によるフレーム・外形等のデザイン・製作可能性の検討等も含む),(3)ロボット本体といくつかのセンサユニットの製作,(4)子どもたちにも簡単に扱えるロボット動作用プログラミングソフトウェアの製作などを中心に行い,今後の教育場面での実践に備えて継続して研究を行っている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ロボットコンテストの競技ルールの推移と今後の課題2009

    • 著者名/発表者名
      山本利一, 田口浩継, 川崎直哉, 杵淵 信
    • 雑誌名

      教育実践総合センター紀要(埼玉大学教育学部附属教育実践総合センター) 8

      ページ: 125-137

  • [雑誌論文] マイクロコンピュータを使用した情報教育の大学教養科目への展開2008

    • 著者名/発表者名
      杵淵 信, 鳥居隆司, 川崎直哉, 安藤明信
    • 雑誌名

      Computer & Education (東京電機大学出版局) 124

      ページ: 48-51

    • 査読あり
  • [学会発表] VBAを利用したマイコンのプログラミング環境の開発2008

    • 著者名/発表者名
      杵淵信, 川崎直哉, 鳥居隆司, 紺谷正樹
    • 学会等名
      日本産業技術教育学会 第51回全国大会(仙台)講演要旨集
    • 発表場所
      仙台
    • 年月日
      2008-08-24
  • [学会発表] マイコンを使用したマイコンプログラマの開発利用2008

    • 著者名/発表者名
      杵淵信, 川崎直哉, 鳥居隆司, 田口浩継, 山本利一
    • 学会等名
      日本産業技術教育学会 第51回全国大会(仙台)講演要旨集
    • 発表場所
      仙台
    • 年月日
      2008-08-24

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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