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2008 年度 実績報告書

生活科及び総合的な学習における教師の実践的力量形成のための研修プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19530800
研究機関愛知教育大学

研究代表者

中野 真志  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (90314062)

キーワード教育学 / 生活科 / 総合的な学習の時間 / 教師の実践的力量形成 / 研修プログラム
研究概要

平成19年度に引き続き、本研究の研修プログラムの開発に役立つデータを検討し整理するとともに、新しいデータ及び資料の収集を行った。そして、これまでの研究成果をもとに、生活科の研修に活用できるパワーポイントの資料を作成した。平成21年度には、これらの資料を校内研修や夏期研修、大学の授業で使用しながら、検討し改善していく予定である。さらに、これまで収集した授業記録の教師と子どもの発言を文字化する作業を行い、それらを実践報告等の資料も参考にしながら、活動理論の枠組みで分析・考察した。その研究成果をISCARの第2回大会で発表した。
愛知県総合教育センターの依頼により、過去四回実施した「10年経験者研修(生活科)」の内容をベースにしながら、コンピュータおよび視聴覚教材の活用、授業研究とその協議、ワークショップによる体験活動などを採り入れた研修プログラムに必要な内容および方法を協議し検討した。
生活科と総合的な学習における理論研究をさらに深めるため、これまで収集したデューイ実験学校に関する資料をもとに、日本教育方法学会第44回大会で自由研究発表を行った。その結果、デューイ実験学校のオキュペーション、社会的オキュペーションを核としたカリキュラム構成が、現在における統合的なカリキュラムにとっても示唆に富むことが明らかになった。また、この関連で、「シカゴの公立諸学校とデューイ実験学校における授業」という小論を執筆した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 「総合的な学習の時間」における価値ある体験学習のあり方-東京都武蔵野市教育委員会「セカンドスクール」の実践を通して-2009

    • 著者名/発表者名
      中野真志, 小松沙矢香
    • 雑誌名

      愛知教育大学教育実践総合センタ-紀要 第12号

      ページ: 69-76

  • [雑誌論文] シカゴの公立諸学校とデューイ実験学校における授業2009

    • 著者名/発表者名
      中野真志
    • 雑誌名

      生活科・総合的学習研究 第7号

      ページ: 15-22

  • [学会発表] デューイ実験学校のカリキュラムにおけるオキュペーシヨン-「実験学校ワークレポート」の社会的オキュペーシヨンの考察をふまえて-2008

    • 著者名/発表者名
      中野真志
    • 学会等名
      日本教育方法学会 第44回大会
    • 発表場所
      愛知教育大学
    • 年月日
      2008-10-12
  • [学会発表] The transformative experience which is created by interactions between those teaching and those learning in classroom environments2008

    • 著者名/発表者名
      NAKANO SHINJI, et al.
    • 学会等名
      2nd Congress ISCAR(The International Society for Cultural and Activity Research)
    • 発表場所
      University of California, San Diego
    • 年月日
      2008-09-12

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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