1. 19年度に開発した理科教材、理科学習の有効性を測るためを中学校で授業実践を行った。 ○身近な楽器のしくみを知ろう。 鍵盤ハーモニカを分解し、リードの振動する様子を調べる。応用としてハーモニカも分解して調べる。ストロー笛に風船を付けたストロー風船を使って振動の様子を観察する。高速撮影カメラを使った映像も見せる。 ○木琴の共鳴管の役割を知る。 いろいろな長さの塩ビパイプを用い、どの音にどの長さのパイプが響くかを実験する。筒の中にできるふしとはらの様子を知る。 複数の中学校・クラスで実践したがいずれも8割の生徒が学習前より音分野の理解が上がったと答えた。 2. 京都教育大学において小学校教師をめざす学生に必修の小学校教員免許科目で上記鍵盤ハーモニカ学習、ストロー笛学習などを行い学生の評価について集計、分析した。 約250名の受講生のうち9割がわかった、面白かったと答え、8割が教師になったら授業に取り入れてみたいと答えた。 3. 教材HPを作成し学校現場へ提供した。 4. 報告書を作成した。
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