研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、21世紀の社会・家庭に対応した家庭科を構築する教科論・カリキュラム編成論の探求にある。本研究では、世紀転換期に開発された米国家庭科スタンダード(国・州レベル)の収集・分析を行った。その結果、米国家庭科は、全ての生徒を多文化社会における家族・社会の変化に対応した民主主義社会の良き生活者とするため、パラダイム転換を図り、実証分析科学から批判的科学に基づく批判的リテラシーの育成を実現するカリキュラムを構築していることが明らかになった。