研究課題
基盤研究(C)
本研究では、GHQ/CIE教育課の「会議記録」を手がかりとして、昭和26年版小学校社会科学習指導要領の編集過程をたどるとともに、同書に示されたカリキュラム構造の解明を試みた。その結果、編集担当者の一人であった上田薫が後に提唱した"動的相対主義"に基づく問題解決学習ではなく、単元ごとに理解目標(一般命題)を設定して、それを児童が探究していく問題解決学習を方法原理としていることが明らかになった。
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