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2009 年度 実績報告書

地域コミュニティ参画型道徳教育実践プログラムの実効性に関する日米中比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19530822
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

伴 恒信  鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 教授 (70173119)

キーワード道徳教育 / 国際比較 / コミュニアィ
研究概要

本研究は次の3点を目的としている。(1)欧米先進諸国で現在、社会価値の再構築へ向けての動きが起こり、地域コミュニティの再生による市民性涵養の教育政策が提案および実施されている。その具体的施策と社会背景を探る。(2)地域の教育機関が主導して、サービス・ラーニング等の奉仕活動を通じた子ども達の道徳的実践力の育成に繋げているアメリカなどの教育施策の現状と仕組みをフィールド調査する。(3)儒教的伝統が人々の社会意識を規定していると言われている日本と中国といった極東アジアの子ども達の道徳的社会行動は、変容激しい今日の社会において如何なる現状にあるのか、子ども達自身への質問紙調査を通じて明らかにする。
平成21年度は、上述の3つの目的のうちの(1)および(3)に関する以下の調査研究を実施した。目的の(1)に関しては、リトアニアのビリニュスで開催されたシティズンシップ教育ヨーロッパ会議に出席し、シティズンシップ教育に関する西欧各国の最新の動向を掌握し、関係者と協議した。また、フィンランドのヘルシンキおよびハーメリンナの各学校を訪ね、学校場面でのシティズンシップ教育の実際の適用方法をフィールド調査した。目的の(3)に関しては、平成21年度に本学の外国人客員研究員として招聘した北京師範大学公民道徳教育センター長の檀傳寶教授とともに、本研究の初年度に実施した子どもの道徳的社会行動に関する日中比較調査の結果を踏まえて、日中間の道徳教育の現状と課題について論議を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 子どもの就きたい職業の変遷と国際比較2010

    • 著者名/発表者名
      伴恒信
    • 雑誌名

      児童心理 907

      ページ: 55-61

  • [図書] 発達・制度・社会からみた教育学2010

    • 著者名/発表者名
      南本長穂・伴恒信編著
    • 総ページ数
      206
    • 出版者
      北大路書房

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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