研究課題
基盤研究(C)
本研究は、人工内耳装用児の音韻意識の発達の特徴と規定要因を検討した。その結果、彼らの音韻意識が、文字という視覚的イメージや指文字という筋運動感覚と視覚情報を伴う手段を手がかりとしていることわかった。次に、このようにして形成された表象の読みの機能を検討した。その結果、視覚的なイメージによる表象が、健聴児のような聴知覚を利用した音韻意識と類似した働きをすることを示し、読みの能力の発達に肯定的に関与することがわかった。
すべて 2008
すべて 雑誌論文 (2件)
Audiology Japan 51
ページ: 263-269
ろう教育科学 49
ページ: 191-197