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2009 年度 実績報告書

不登校や発達障害による学校不適応児への支援データベースと学校支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 19530863
研究機関東京学芸大学

研究代表者

小林 正幸  東京学芸大学, 教職大学院, 教授 (70272622)

キーワード教育相談 / 学校支援 / 発達障害
研究概要

本研究では、不登校や発達障害などの学校不適応児への支援システム,特に学校支援を中心に検討することを目的とし、1)不登校児と発達障害児め教育相談支援事例及び支援プログラムのデータベース化、2)それらのインターネット提供のプログラム開発、及び、3)専門的相談支援とこれらのIネット情報提供の機能的な統合、という3つの課題に取り組んできた。
最終年度である21年度は、過去2年間から引き続き、相談支援事例、支援プログラムのデータベースの蓄積を行うとともに、高等学校における発達障害生徒やメンタルヘルスサポートの現状についての調査研究を行った。これらの調査については、「東日本地域の高等学校保健室におけるメンタルヘルスや発達障害等の相談支援に関する調査研究」という紀要論文にまとめ、公表した。
また、過去2年間に作成した、インターネットによる情報提供、及び学習支援用教材ソフトを開発・運用し、利用者からの評価を求めた。インターネット上で動作する教材は、http://www2.seki.cs.it-chiba.ac.jp/smpl/で公開・運用中である。現在のところ、「指文字学習」、「ソーシャルスキルトレーニング」、「聴覚認知支援」、「文章題理解支援」、「読字・読解支援」の6つの学習支援プログラムを公開している。
さらに、これまでの成果をもとに、教員向けの図書を2冊出版した。また、最終年度であるため、研究成果報告書を作成した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 不登校・ひきこもり問題からみたコミュニケーション欠如の問題2009

    • 著者名/発表者名
      小林正幸
    • 雑誌名

      ストレス科学 24

      ページ: 116-123

  • [雑誌論文] 東日本地域の高等学校保健室におけるメンタルヘルスや発達障害等の相談支援に関する調査研究2009

    • 著者名/発表者名
      田口禎子, 他
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要 60

      ページ: 457-463

  • [学会発表] 学校における居心地のよさと学校適応の関連について-学校居心地感尺度の作成-2009

    • 著者名/発表者名
      河内絵莉子・小林正幸
    • 学会等名
      日本カウンセリング学会第42回大会
    • 発表場所
      活水女子大学(長崎)
    • 年月日
      2009-08-19
  • [図書] 不登校にしない先生・登校を支援できる先生(がんばれ先生シリーズ)2009

    • 著者名/発表者名
      小林正幸, 他
    • 総ページ数
      151
    • 出版者
      明治図書
  • [図書] 学校でしかできない不登校支援と未然防止-個別支援シートを用いたサポートシステムの構築-2009

    • 著者名/発表者名
      早川惠子, 他
    • 総ページ数
      177
    • 出版者
      東洋館出版社
  • [備考]

    • URL

      http://www.u-gakugei.ac.jp/~crsep/c3c1/kssm.html

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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