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2009 年度 自己評価報告書

読み書き障害における視知覚機能評価法の開発と指導法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 19530878
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 特別支援教育
研究機関作新学院大学

研究代表者

松本 秀彦  作新学院大学, 人間文化学部, 准教授 (70348093)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード教育系心理学 / 生理心理学 / 読み書き障害 / 視覚認知機能 / 定常視覚誘発電位
研究概要

本研究は、読み書き障害の原因について生理学的指標を用いて解明すること、さらにその知見を元に障害を有する児の指導における教材や指導法を開発させることである。また、これらの取り組みにより得られた学習障害児の読み書き障害の新たな指導法について提言を行っていくことを目的とする。
(1)読み書き障害の原因の諸説と指導法について調査を行いその妥当性を整理する。
(2)(1)を元に、視覚知覚過程の特徴を明らかにするための視覚機能評価法を開発する。検査は視知覚検査、知能検査に加え、生理心理学的検査を実施し総合的なものとする。開発された視知覚機能評価法は標準的発達様相と照らし、学習障害児の視知覚機能の障害と原因を解明する。
(3)(2)によって明らかとする学習障害児の視知覚特性に即した指導教材や指導方法を開発し、その効果について評価を行う。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2010 2009 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 発達障害および学習困難のある児童の少人数制学習指導の意義2010

    • 著者名/発表者名
      松本秀彦
    • 雑誌名

      作新学院大学大学院心理相談室研究紀要 3巻

      ページ: 2-7

  • [雑誌論文] offset AEP, onset AEPの発達的変化2008

    • 著者名/発表者名
      松本秀彦, 諸冨隆
    • 雑誌名

      臨床脳波 150巻

      ページ: 517-523

  • [雑誌論文] 第47回大会シンポジウム報告学会・準備委員会合同企画シンポジウム「脳科学は特別支援教育にどう貢献するか?」

    • 著者名/発表者名
      尾崎久記, 松本秀彦, 勝二博亮
    • 雑誌名

      特殊教育学研究 47巻

      ページ: 332-334

  • [学会発表] CPT-AXの標準化に向けた定型発達児の学年別成績とそれに基づく行動評価.2009

    • 著者名/発表者名
      平井良典、田辺敦子、松本秀彦、藤田尚文、寺田信一
    • 学会等名
      日本LD学会第18回大会
    • 発表場所
      小金井市
    • 年月日
      2009-10-11
  • [学会発表] 漢字の読み書きに困難のある児童への読み指導-情報処理特性に基づいた読みドリル教材を用いて-2008

    • 著者名/発表者名
      圓谷典子、服部美佳子、松本秀彦
    • 学会等名
      日本LD学会第17回大会
    • 発表場所
      広島
    • 年月日
      2008-11-22
  • [学会発表] 読み書き困難を示す児童の音読指導における支援の効果2008

    • 著者名/発表者名
      服部美佳子
    • 学会等名
      日本教育心理学会第50回総会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2008-10-11
  • [学会発表] 漢字書字困難を持つ自閉傾向のある児における視覚認知の特徴-定常性視覚誘発電位を用いた視覚認知機能の評価-2007

    • 著者名/発表者名
      松本秀彦、諸冨隆
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第45回大会
    • 発表場所
      神戸
    • 年月日
      2007-09-22
  • [学会発表] ミニレクチャ5「視知覚研究における視覚誘発電位の有効性について」2007

    • 著者名/発表者名
      諸冨隆
    • 学会等名
      第13回日本認知神経科学会学術集会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      2007-07-21

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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