研究課題/領域番号 |
19530878
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 作新学院大学 |
研究代表者 |
松本 秀彦 作新学院大学, 人間文化学部, 准教授 (70348093)
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研究分担者 |
諸冨 隆 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (60003951)
服部 美佳子 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (70438737)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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キーワード | 教育系心理学 / 生理心理学 / 読み書き障害 / 視覚認知機能 / 定常視覚誘発電位 |
研究概要 |
漢字の読み書きの困難について、定常性視覚誘発電位を記録してその視覚認知特性を評価した。その結果、困難のある児童については、コントラストの低い刺激に対してもSSVEPの振幅が大きく、視覚情報入力時の自動的な処理の特異性が示唆された。この対象児に対してフロスティックの学習指導を行ったところ、領域Vの「空間の再構成」に改善が見られなかった。このことから空間の情報が多くなると適切に統合して再構成することが苦手であり、SSVEPの結果に反映されているものと考えられた。
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