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2008 年度 実績報告書

可換代数学におけるネター局所環の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19540060
研究機関大阪電気通信大学

研究代表者

西村 純一  大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (00025488)

研究分担者 坂田 定久  大阪電気通信大学, 医療福祉工学部, 教授 (60175362)
山原 英男  大阪電気通信大学, 工学部, 准教授 (30103344)
宮崎 充弘  京都教育大学, 教育学部, 准教授 (90219767)
キーワードネター局所環 / 有限生成加群 / ホモロジー予想 / Big Cohen-Macaulay加群 / パラメーター系 / Frobenius写像 / 完備局所環の構造定理 / Tight Closure
研究概要

不等標数ネター局所環上Big Cohen-Macaulay加群の構成:H. BassやM. Auslander等によって問われたネター局所環上有限生成加群に関する諸予想は,「ホモロジー予想」とも呼ばれ,可換代数学における基本的重要問題として今日まで多くの研究がなされてきた.C. Peskine-L. Szpiroは,予想がネター局所環上有限生成自由加群の複体の交叉予想から導かれることを示し,標数正の体を含む場合の上記諸予想を解決した.その後,M. Hochsterは,ネター局所環のパラメーター系が正則列である,いわゆる「Big Cohen-Macaulay加群」の存在が単項予想,直和因子予想や新交叉予想を導き,それらがPeskine-Szpiroの交叉予想を導くことを示した.
M. HochsterはFrobenius写像の技法を巧妙に用い,正標数pの体を含むネター局所環上のBig Cohen-Macaulay加群の存在を示した.標数0の体を含むネター局所環については,M. Artinによる近似定理を用い正標数の場合に還元することによりその存在を示し,等標数ネター局所環上にはBig Cohen-Macaulay加群が存在することを証明した.それ以来,多くの研究者が不等標数ネター局所環上にBig Cohen-Macaulay加群を構成しようと努力したが成功しなかった.
我々は,先ず完備局所環の構造定理・退化ModificationのHochster明示,Witt表現,FlennerのBertini定理・Jacobian判定法,Frobenius写像,Tight closureの理論等を用い,不等標数ネター局所環上にもBig Cohen-Macaulay加群が構成できることを示し,目下論文執筆中である.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] A Part of works of Professor Masayoshi Nagata2009

    • 著者名/発表者名
      Jun-ichi Nishimura
    • 雑誌名

      第30回可換環論シンポジウム報告集 30

      ページ: 37-47

  • [雑誌論文] A criterion of Gorenstein property of a Doset Hibiring2009

    • 著者名/発表者名
      Mitsuhiro Miyazaki
    • 雑誌名

      第30回可換環論シンポジウム報告集 30

      ページ: 173-179

  • [雑誌論文] Sagbi basis in invariant theory II2008

    • 著者名/発表者名
      Mitsuhiro Miyazaki
    • 雑誌名

      第19回可換環論セミナー報告集 19

      ページ: 70-81

  • [学会発表] On the Gorenstein property of doset and generalized Doset Hibi rings2009

    • 著者名/発表者名
      宮崎充弘
    • 学会等名
      2009日本数学会年会
    • 発表場所
      東京大学駒場キャンパス
    • 年月日
      2009-03-29

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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