研究概要 |
片桐ははリーマン計量全体の中の臨界リーマン計量に関して研究を行った.山下は2元生成メビウス変換群と3次元双曲幾何学との関連について研究を行った。小林は三次元多様体のHeegaard分解に関する研究を行った,これらに関して次の結果が得られた. ・片桐は,リーマン計量の接空間の直交分解とリーマン汎関数の臨界点についての関係について結果を得た.結果は現在論文 M. Katagiri, A decomposition of the space of Riemannian metrics and Riemarnnian functionals. としてまとめており,公表予定である. ・小林は三次元多様体の二つのHeegaard splittingsから定まるRubinstein-Scharlemann graphicに関してJesse Johnsonが得ている結果(mostly below region,mostly above regionとdisjointなhorizontal arcが存在する)の精密化を得る事に成功した。
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