研究概要 |
3次元セグレ多様体(セグレ写像によるP^1×P^2のP5への埋め込み)の“一般"線形射影によるP^4への像の定義方程式は、z_2z^2_l+z_3(z_1z_4)-z_0z^2_4=0で与えられることを見つけた.この例を通して,これまで得られていた,P^4の中の通常特異点を持つ超曲面Yの正規化Xのチャーン数を与える公式に誤りがあることに気づき,修復された公式は次の通りであることを示した: (1)[numerical formula] (2)[numerical formula] (3)[numerical formula] ここで、n:Yの次数,m:Yの2重曲面D_yの次数,t:Yの3重曲線の次数,γ:Yの尖点曲線C_yの次数,#Σs:Yの停留点の個数,#Σq:Yの通常4重点の個数,C_x:Yの尖点曲線C_yの正規化写像n:X→Yによる逆像,K_x:Xの標準因子, H: P^4の超平面である。
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