研究概要 |
琉球大学の神山氏との共著論文「On the homology of configuration space of arachnoid mechanisms」ではR^3内のマシンの配置空間を考えたが,これを短い足の場合にR^d内の場合に一般化した. またこの話題について平成20年にシンガポールで開催された東アジア代数的位相幾何学シンポジウムで講演を行った. 昨年度研究を行った,n個の基点つき位相空間X_1,...,X_nに対し,それらの直積を用いて定義される,n点集合のべき集合の部分集合Pから位相空間の圏への多面体的直積関手のホモトピー余極限を用いることで,位相空間のsectional categoryのWhiteheadタイプの定義を与え,これを用いて位相的複雑性の考察を行った.この内容に関しては引き続き研究を継続中である. またこの話題について,平成20年19月に唐津で開催された第3回Lusternik-Schnirelmannカテゴリー研究集会および平成21年3月に東京工業大学で開催された代数トポロジー東京セミナーで講演を行った.
|