研究概要 |
研究目標は,本研究代表者が提案した確率Runge-Kutta(SRK)族(http://dx.doi.org/10.1016/j.apnum.2006.02.002)を基に様々なSRK法を考察し,SRKスキームを充実させることである.具体的には以下の通りである. (1)弱い意味の近似解を与える陰的SRKスキームの導出. (2)ドリフト係数についてのみ陰的あるいは半陰的であるdrift-implicit SRKスキームの導出. (3)数値的安定性に優れた陽的SRKスキームの導出. (4)少ないシミュレーション回数で良い近似を与える効率的なSRKスキームの導出.
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