研究課題
基盤研究(C)
活動銀河核の大質量ブラックホールの形成過程を調べる目的で、活動銀河核ジェットの形状と運動を調査した。(1) VLBAアーカイブデータを用いて電波銀河NGC1052のジェット運動を解析したところ歳差運動を検出し、連星BHの存在が示唆された。(2) VSOPデータアーカイブを用いてクェーサー3C380のジェットうねり形状を解析し、連星BHの軌道パラメーターを推定した。(3) VERAを用いて双極ジェットを持つ電波銀河3天体で、ジェットの歳差運動によって連星ブラックホールを探査した。3天体のサンプル中1天体(CygnusA)で歳差運動を示すジェットの運動が見られ、連星ブラックホールの存在が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件)
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