研究課題
基盤研究(C)
非臨界弦をゲージ理論から定式化することを目標にlarge Nゲージ理論の解析的計算を進展させた。まず3次元理論において、ゲージ不変な局所変数の過不足ない完全系を発見し、それを用いてlarge Nにおける様々な物理量を解析的に計算する処方箋を開発した。さらに、いわゆるdeconstructionを用いて3次元から4次元ゲージ理論を構成する方法を提案した。一方で、弦理論が規定するはずの量子重力理論が持つホログラフィー的性質の理解を深めるため、重力を含んだ相対論的非平衡熱力学の一般論を展開した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (11件)
Physics Letters B 681
ページ: 290-295
International Journal of Modern Physics A23
ページ: 2099
Journal of High Energy Physics 0804
ページ: 095(1-23)
Journal of Physics 掲載予定