研究課題
基盤研究(C)
この研究課題の目的は、半導体ナノ粒子分散ガラスがシンチレータ媒体として使用可能かどうか探ることである。入手した試料は、粒径2.7nmを28μmol/L(試料A)、粒径3.8nmを12μmol/L(試料B)のナノ粒子分散ガラスと比較用の通常ガラスである。調査の結果、試料Aが約570nm、試料Bが約670nmの蛍光をするが、この波長は光検出器の最適な波長領域から外れているという結果となった。また、ガラスの透明度や形状にもシンチレータ媒体として今の段階では問題があることが判明した。