研究課題
基盤研究(C)
一般に、物質中の4f電子や3d電子は軌道状態や磁性状態に関して多重自由度を持つ。この軌道状態間や軌道と磁性状態間の秩序化エネルギーが拮抗しているある種のバナジウム(V)酸化物やプラセオジウム(Pr)金属化合物において、超高圧力を印可して秩序化エネルギーのバランスを制御することで、特定の軌道秩序あるいは磁気秩序を実現できることを、単結晶中性子回折実験により明らかにした。また、この研究を通して10GPaという超高圧力下で単結晶中性子回折実験を可能にする新しい高圧力技術の開発に成功した。
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