研究課題
基盤研究(C)
非平衡緩和法を、スピングラス系やKostelitz-Thouless(KT)系に拡張し、動的臨界現象を含む臨界普遍性を中心に解析した。ランダムネスの臨界普遍性への影響は、強磁性転移では静的指数で成立し動的指数では現れないが、KT 系では逆に動的指数で成立し静的指数で現れないことが確認され、これまで不十分だったこの分野の研究の端緒を開いた。またスピングラス系の解析によって、相図全体での普遍性構造の議論が可能になった。
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