研究課題
基盤研究(C)
1次元量子系を2つの部分に分けて取り扱う場合、両者の量子相関はエンタングルメントと呼ばれる物理量によって記述でき、その定量評価は量子エントロピーによってなされる。1次元量子系の背後にある2次元古典系を、いわゆる古典・量子対応を通じて考察した結果、負の曲率を持った2次元古典系が対応する場合には量子エントロピーが抑えられることが判明した。また、正方形領域の分配関数と行列積変分関数の関係より、積波動関数を効率良く生成する計算アルゴリズムを開発した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (1件)
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