研究課題
基盤研究(C)
静電型イオントラップによって振動基底状態にそろえられたOH^+イオンビームを生成することに成功した。この冷却OH^+イオンの、解離性電子捕獲反応における解離方位依存性を調べた。その結果、この反応は等方的な解離反応であり、よって3体効果の影響は確認できなかった。ここでいう3体効果とは、解離粒子-標的原子間の3体散乱のことである。3体効果の影響をより強く受けた解離性電子捕獲を起こすと予想されるHD^+イオンビームの振動基底状態への冷却が課題である。
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http://www2.kpu.ac.jp/ningen/physics/trap_ext.ppt