本年度前半は、10フェムト秒プローブの開発とプローブ・電子ビームの同期試験を行い、年度後半より水ターゲットでのプローブ実験に移行している。以下に成果の詳細について示す。まず10フェムト秒レーザープローブの開発では、あらかじめモデル計算:を元に設計したスーパーコンテニューム発生・パルス分散補償光学系を実際に構成しパルス生成試験を行った。試験では、テラワットレーザーから発生するパルス幅35fs・エネルギー180mJのレーザー光の一部(〜0.5mJ)を、周囲をArガス(P=0.8atm)で囲んだ中空ファイバー中
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