• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

海洋底深層掘削のコア試料を用いた応力計測に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 19540453
研究機関独立行政法人海洋研究開発機構

研究代表者

林 為人  独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, サブリーダー (80371714)

研究分担者 高橋 学  独立行政法人産業技術総合研究所, 地圏資源環境研究部門, 主任研究員 (20357370)
キーワード応力計測 / コア試料 / 科学掘削 / 非弾性ひずみ回復法
研究概要

応力測定は地震発生・断層破壊伝播のメカニズムを理解するために,重要不可欠である.しかし,地下深部の応力の計測は困難で,これまで様々な手法は提案されてきたにもかかわらず,確実な手法が存在しない.我々は複数の手段を総合的に活用して,それぞれの長所を発揮し,短所を補い,応力を測定することを提唱している.
平成19年度はまず,南海トラフ地震発生帯掘削計画の第315回航海(Nan Tro SEIZE,Exp315)において,非弾性ひずみ回復(Anelastic Strain Recovery,以下ASRと称する)の計測を行い,海洋底深層掘削のコア試料を用いたASRの計測に成功した.次に,原位置で計測したASR(非弾性ひずみ回復)の発生メカニズムや異方性特性を明らかにするための室内実験を始めた.その着眼点は,(A)2種類非弾性ひずみ回復コンプライアンスの特性解明,(B)非弾性ひずみ回復の異方性特性解明である.具体的には,まず適切な室内実験用の岩石サンプルを選定し,人為的に先行応力を負荷する,次は,その応力解放後の非弾性ひずみを測定するという手順である.先行応力は,非弾性ひずみが発生するために地殻応力が長年負荷していた状態を模擬するためのものであり,十分に長い時間にわたって負荷し続ける必要がある.現在は,その実験の途中であるが,次年度にその室内実験の予察結果を整理し,学会等で発表する予定である.また,台湾チェルンプ断層掘削プロジェクトの掘削孔Hole-Bで得られたブレークアウトとのASR計測の結果を解析し,比較検討を行った.その結果,地震断層の付近で主応力の方向が急激に変化したことを突き止めて論文発表をした.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Current Stress State and Principal Stress Rotations in the Vicinity of the Chelungpu Fault Induced by the 1999 Chi-Chi,Taiwan,Earthquake2007

    • 著者名/発表者名
      Lin Weiren
    • 雑誌名

      Geophysical Research Letters doi:10.1029/2007GL030515 Vol.34

      ページ: L16307

    • 査読あり
  • [学会発表] Prediction of magnitude of minimum principal horizontal stress from extended leak-off test conducted by the riser vessel CHIKYU2007

    • 著者名/発表者名
      Weiren Lin
    • 学会等名
      American Geophysics Union Fall Meeting 2007
    • 発表場所
      米国・サンフランシスコ
    • 年月日
      2007-12-14

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi