研究課題
基盤研究(C)
対流圏上層の擾乱の振る舞いを、シアーを持つ基本流中の中立波の観点から詳細に解析した。このような中立波の解析手法を確立するとともに、弱い散逸効果を入れたときの波の性質の変化のようすを示した。また、このような擾乱が十分に発達して準定常状態に至ったときの渦の分布を統計的に明らかにした。さらに、上空に擾乱が存在する状態で地上に発達する擾乱を、力学モデルを用いた数値シミュレーションによって調べ、発達する擾乱の種類およびそのメカニズムを明らかにした。
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Theor.Compt. Fluid Dyn. Vol. 24
ページ: 283-289