研究課題
基盤研究(C)
放射伝達をニュートン冷却で近似した数値モデルを用いて、大気スーパーローテーションの生成に対する熱潮汐波と平均子午面循環の効果を調べ、両者の相互作用により下層大気のスーパーローテーションが抑制されることを見いだした。より現実的な条件でのシミュレーションを行うため、高温高圧下での二酸化炭素の吸収線型を考慮し、現実の金星大気に適用可能な放射モデルを構築した。この放射モデルを用いて金星大気大循環の数値実験を行い、平均子午面循環の空間構造・強度について検討を行った。
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J. of Geophys. Res. (in press)
日本気象学会機関誌「天気」 55
ページ: 887-899