研究課題
1. 電離圏擾乱観測の継続実施HFドップラ法による電離圏擾乱観測を継続実施し、その多地点での観測データはインターネットを介して観測網主局(送信局)の東京・調布で自動収集され、データベースに蓄積されている。素データと時系列クイックルック図表は、ホームページ(http://ssro.uec.ac.jp/lab_tomi/HFD/HFD.html/)上で公開されている。2. 大気重力波帯域の電離圏擾乱のClimatology電離圏擾乱における大気重力波スペクトル帯域の変動振幅の季節依存性、高度依存性、地磁気擾乱に対する依存性を、3年間のHFD観測データに基づいて統計的に調査した。現在その結果に対する検討を進めている。3. 大気重力波帯域の電離圏擾乱の速度分散特性HFD観測データベースの中の3地点同時観測データに対して相互相関解析を施して、移動性擾乱成分の伝搬パラメータ(変動周期、伝搬速度、伝搬方位)に関するパラメータデータベースを作成した。それらから得られた速度分散特性を現実的な熱圏大気モデルに基づく大気重力波分散と比較・対照することを進めている。
すべて 2008 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (14件) 備考 (2件)
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http://gwave.ice.uec.ac.jp/
http://ssro.uec.ac.jp/lab_tomi/HFD/HFD.html/