研究概要 |
本研究目的は,電磁波反射法による実験堆積物の高分解能非破壊解析の可能性をさぐるもので,数GHzの中心周波数を持つ高周波のレーダを用いてcmオーダーで実験堆積物の構造を非破壊で把握し,繰り返し測定による堆積構造の形成過程の可視化を行う.このようなレーダーアンテナを平面実験水路に設置し実験堆積物の3次元断面のモニタリング手法を開発し,この手法を応用して河川堆積物の形成過程を解明するものである. 当該年度は, 1.電磁反射法による流路の3次元解析:平面水路で給砂をおこなった実験の流路変遷を観察し,また反射面特性をみるために,マーカーを珪砂にかえて,おこなった.これにより砂鉄と同様の明瞭な反射面をえた. 2.実験結果のまとめと発表をおこなった.
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