研究課題
基盤研究(C)
九州の島弧火山岩に含まれるホウ素濃度を即発ガンマ線分析で求めて,マグマが生成する深部マントル物質に与える海洋プレートの沈み込みによる影響の度合いを見積もった.北部九州では沈み込みの影響は明瞭ではないのに対し,南部九州ではこれが顕著で,海溝近くで大きく内陸で減少する島弧横断方向の変化が認められた.これらの結果から沈む込むプレートの熱構造や,沈み込み成分の挙動について重要な制約条件が得られた.
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