研究課題
基盤研究(C)
微粒子プラズマにおいて, 微粒子間の結合が十分強くなると全系の等温圧縮率が発散し, 臨界現象が出現する可能性があることが熱力学関数の具体的な表式に基づいて示され, 無次元の特性パラメータを軸とする相図の上に臨界点の位置と相分離の様子が描かれた。また, そのための特性パラメータの値を実現する実験条件が求められた。さらに, 臨界点付近の密度揺動の増大が相図に対応して示された。この結果は, これまで実験では観測できないとされていた一成分プラズマの等温圧縮率の発散を観測する方法を与えた。
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