研究課題
基盤研究(C)
本研究では、生化学的、薬学的に重要なプロスタグランジンH_2からの異性化によるプロスタノイド類の生合成反応機構をモデ化し、量子化学計算によって検討した。プロスタグランジンD_2/E_2の生成では、求核的に起きる2通りの反応機構が考えられるに対し、トロンボキサン、プロスタサイクリンの生成では、シトクロムP450が関与し、ラジカル中間体の生成と一電子移動を伴う応機構を経由することを示した。一電子移動反応についても、分子軌道法で説明できることを示した。
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http://www.ipc.ibaraki.ac.jp/~smori