研究課題
基盤研究(C)
芳香環がつづら状に折れ曲がってジグザグに重なりあう芳香族フォルダマーの基本単位となる芳香環が3つS字型に連結されたイミド系分子についてその立体配座を明らかにした。またヘリカルな構造に由来する誘起CDを見出した。また、非連結系の芳香環π系の積層化制御を、結晶中、溶液中、液晶中において行った。結晶、溶液中の制御ではアントラセン環をクロモフォアとして用い、前者ではCF-πF 相互作用の利用により、後者ではイミダゾリウム基を用いたイオン間相互作用の利用により行った。液晶場での制御では、トリフェニレン環をコアとし、PEO 鎖を側鎖として有するディスコチックネマチック液晶を創製し、積層化による高秩序化をリチウムイオンの取り込みにより行った。
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