研究課題
基盤研究(C)
液状イオン会合体の高濃縮抽出溶媒としての評価をおこなった。その結果、液状イオン会合体は極性が高く、有機無電荷成分のみならず、イオン対抽出の優れた媒体であることがわかった。また、環境分析への応用として、水相からの液状有機イオン会合体相の生成による環境水のニッケルやパラジウムの高濃縮/黒鉛炉原子吸光光度定量法、水相からの液状有機イオン会合体相の多層生成によるホルムアルデヒド定量法などを開発した。
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Analytical Sciences 24(7)
ページ: 925-928