研究課題
基盤研究(C)
節足動物や軟体動物の血リンパ液中に存在するヘモシアニンはタイプ3銅含有タンパク質の一つであり、酸素運搬・酸素貯蔵タンパク質として知られている。酸素分子はヘモシアニンの銅複核部位に結合する。ヘモシアニンは高等動物において酸素分子を運搬するヘモグロビンと同様にアロステリック効果を有するが、ヘモシアニンのアロステリック効果には依然不明な点が多い。本研究では、フラッシュフォトリシス法などを用いてチチュウカイミドリガニヘモシアニンの酸素結合挙動を調べ、pHおよび乳酸の作用機構について新しい知見を得た。
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Journal of Biological Chemistry誌 283巻
ページ: 31941-31948