研究課題
基盤研究(C)
様々な生理作用を有する一酸化窒素と親和性の高い金属錯体の配位子に、らせん構造をとるペプチドを伸長し、3本のペプチドからなるナノメートルサイズの空洞を形成することに成功した。この空洞の熱安定性はペプチド長により制御可能であり、22残基のペプチドで約37度まで空洞は安定であった。また、金属イオンが一酸化窒素と結合することによりこの空洞は崩壊した。これらの性質により、熱や一酸化窒素により薬物を放出できるドラッグデリバリーシステムのキャリアとしての利用可能性が示唆された。
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