研究課題
基盤研究(C)
我々は、自然免疫反応のリガンド分子であるリポ多糖(LPS)と生体膜がどのように関わりあっているかを固体NMRにより明らかにした。まず、LPSと種々のリン脂質成分との混和性により、膜中でのLPSの分布や膜の形態が影響を受けることを明らかにした。また、リン脂質のみで構成されている二重膜や、ラフト形成膜の中での、LPSや膜脂質の運動性を解析した。さらに、ラフト形成膜においてReLPSの存在がラフト領域を拡大することを明らかにした。
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
Innate Immunity Vol.
Biophysical Journal Vol.95
ページ: 1226-1238
J. Am. Chem. Soc. Vol.130
ページ: 4757-4766
http://www.sunbor.or.jp