研究課題
基盤研究(C)
LiMn_2O_4のエピタキシャル薄膜をPLD法を用いてアルミナ単結晶基板(001)面、酸化マグネシウム(111)面上に、またn型半導体であるNbをドープしたSrTiO_3(111)面上に蒸着し、エピタキシャル薄膜を得た。得られた薄膜の電気化学特性よりリチウム電池材料のエピタキシャル薄膜は、基板と強く相互作用して電気化学特性が変化すること、また基板と化学結合を形成しているため、立方晶から正方晶への転移が抑制されることが明らかになった。また、充放電中の吸収測定よりLiMn_2O_4は電子が非局在化しやすく、4V領域では充放電中に電子の出入りはマンガンのd軌道ではなく酸素のp軌道との間で起こっていると考えられるが、3V領域では、マンガン4価/3価の酸化還元によりリチウムが出入りしていることが明らかになった。
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