研究課題
基盤研究(C)
備前焼粘土と稲ワラの反応について、種々の酸素分圧下で熱処理した試料について検討した。窒素中で熱処理した試料では、リン化鉄およびグラファイトに覆われた.α-Feが生成し黒色となった。N_2/O_2=99/1および98/2の混合ガス中で熱処理した試料表面では、イプシロン型酸化鉄(ε-Fe_2O_3)がムライトにエピタキシャル成長し、酸素分圧によってムライトとの方位関係およびε-Fe_2O_3の粒子形態が変化することを見出した。また、備前焼「金彩」模様部に生成する結晶相について検討した結果、模様部には配向性の良いヘマタイト(α-Fe_2O_3)が生成していることを明らかにした。
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