研究課題
基盤研究(C)
本研究は高プロトン伝導を示すリン酸塩ガラスの合成条件とガラス中のプロトン伝導機構を明らかにした。低温溶融あるいは加湿雰囲気中ガラス転移温度以下での熱処理により高プロトン伝導が実現されることを見いだしたが、これはガラス中に導入される水分子を介したホッピングによりプロトン移動度が増加するためであると結論づけられた。さらに、高プロトン伝導と化学的耐久性を両立するための条件を明らかにし、環境負荷の低い新たなプロトン伝導性ガラスを開発するための指針を得た。
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