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2008 年度 研究成果報告書

微生物1個体検出可能なATP超高感度検出システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19560046
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用物理学一般
研究機関広島大学

研究代表者

飯沼 昌隆  広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 助教 (00294512)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード物理計測 / バイオセンサー / 単一光子検出 / APD / SBPルシフェラーゼ / 光ファイバー / ルシフェリンルシフェラーゼ反応 / 反応速度
研究概要

アデノシン三リン酸(ATP)は、すべての生命体が保有するエネルギー源となる分子であり、ATPの検出が公衆衛生現場での細菌の微量検出などに利用されている。ATP検出感度を微生物一個体検出が可能なレベル(10-19mol)まで向上させるために、ATPの消費によって起こるルシフェリン分子の酸化反応で発生する光子を、単一光子検出可能な冷却型アバランシェフォトダイオードによって検出するシステムを構築した。今回のシステムでは10-15molの感度を達成し、10-16mol~10-17molに到達可能であることも分かった。しかし反応がピークに達するまでの立ち上がり時間が一桁から二桁長くなる現象が見られた。その原因はいまだに不明である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 光ファイバー先端での生物発光を利用した高感度ATP検出2007

    • 著者名/発表者名
      飯沼昌隆、牛尾恭幸、黒田章夫、角屋豊
    • 雑誌名

      電機学会論文誌C 127

      ページ: 1498-1503

    • 査読あり

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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