研究課題
基盤研究(C)
凝縮相の相変化によって起こる気体の非定常1次元流を気体分子運動論によって調べ主に次の成果を得た.(1)凝縮相に隣接する薄層(境界層)の構造解析から広い適用範囲を持つ線形化問題における相反性に関する一般定理群を発見した.(2)一定の条件を満たす初期状態からは互いに逆向きに進行する2つの膨張波が生じるが,それらの間に真空に成長する高度希薄領域が現れうることを示した.この領域は極めて非平衡で気体温度が強い非等方性を示すことを明らかにした
すべて 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (9件)
J.Stat.Phys. 140(5)
ページ: 985-1005
Phys.Fluids 21(11),112001
ページ: 7
J.Stat.Phys. 136(5)
ページ: 945-983
J.Stat.Phys. 136(4)
ページ: 751-784
Bulletin of the Institute of Mathematics, Academia Sinica (New Series) 3(1)
ページ: 115-147
Proceedings of the 27th International Symposium on Rarefied Gas Dynamics 印刷中